SuiWalletは新たなデジタル資産の扉を開く鍵です。SuiWalletはGoogleアカウント一つで簡単登録できたり従来のようにパスワードとパスフレーズを記録した後で使うこともできます。今回は初心者の方でも安心して使えるSuiWalletの作成方法と基本的な使い方をご紹介していきます。
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SuiWalletとは?
SuiWalletはSuiネットワーク上で使えるウォレットです。トークンの管理やトークンの送受信、トークン同士の交換(スワップ)などができます。
また、ウォレットにログインする方法に2つの方法が備わっており、初心者の方でも簡単にウォレットが作れるようになっています。
SuiWalletでログインする方法は主に2つあります。
SuiWalletは誰でも簡単に作成可能
GoogleまたはTwitchのアカウントを紐付けて使う
GoogleまたはTwitchのアカウントでログインする
一つ目の方法はChromeウェブストアからSui Walletの拡張機能をダウンロードしGoogleまたはTwitchのアカウントで紐付けてログインする方法です。
More Optionsでアカウントを作成する
二つ目がMore Options(その他のオプション)から設定する方法です。More Optionsでは外部アカウントを紐づけず新しいパスワードでログインする方法です。
通常はパスワードを作成した後に復元するためのパスフレーズをバックアップしておきます。
GoogleアカウントやTwitchで簡単にログインできますが必ずパスフレーズをバックアップしておきましょう。バックアップをしない場合ウォレットを復元できない可能性があります。
パスフレーズのバックアップ方法は後述していますので参考にどうぞ。
デバイスが急に壊れた場合などパスフレーズでウォレットを復元することができます。
SuiWalletの作成方法
それでは早速、SuiWalletの作成方法をご紹介します。
今回はGoogleやTwitchにアカウントを紐付けず新たにログインパスワードを作成するMoreOptionで設定していきます。
ChromeウェブストアでSuiWallet拡張機能をインストールします。
MoreOptionsで設定
新しいアカウントを作成していきますので下の矢印箇所にあるMoreOptionsをクリックします。図の左上がGoogleアカウントへの紐付けでその隣がTwitchで紐付けになります。
Create new Passphrase Accountをクリック
新たなアカウントを作成しますので「Creat new Passphrase Account」をクリックします。
Ledgerに接続したい場合には「Set up Ledger」、既存のSuiネットワークウォレットをインポートする場合「Import Passphrase」からパスフレーズを使ってインポートできます。
Wallet Setup(パスワードを設定する)①②
続いて、Wallet Setup(パスワード設定)をしていきます。
①まずは、ログインするためのパスワードを決めましょう。②決まったら繰り返し同じパスワード入力します。
内容に間違いなければCreate Walletをクリックする③④
③自動ロックされる時間を決めて「Auto-lock after I am inactive for」にチェックを入れます。④利用規約「Auto lock after Iam inactive for」に同意できたらチェックを入れます。
内容がOKなら「Create Wallet」をクリックします。
パスフレーズ(シードフレーズ)を保存する
パスフレーズ(シードフレーズ)が表示されますので紙などのオフラインに記録して自分だけが分かる安全な場所へ保管しておきましょう。
パスフレーズを記録できたら「I saved my recovery phrase」にチェックを入れます。
OKなら「Open Sui Wallet」をクリックします。
Wallet Created Successfully
最後に「Open Sui Wallet」をクリックするとウォレットは正常に作成されます。お疲れ様でした。
Wallet Created Successfully!事項ではSuiWalletの基本的な使い方をご紹介していきます。
SuiWalletの基本的な使い方
本項ではSuiWalletの基本的な使い方をご紹介します。以下の①~④を説明しておきます。
SuiWallet送金方法①
ウォレット作成すると①公開アドレスが自動的に作られます。そのアドレス(0x89a~)をコピーして送金元のアドレス欄に貼り付けて送金しましょう。
Passphrase(パスフレーズ)を確認する方法②
作成したウォレットにあるPassphrase(パスフレーズ)を確認する方法は簡単です。
②MANAGEをクリックするとManageAccounts画面に遷移するので「Export Passphrase」をクリックします。
+NEWをクリックすると同じパスフレーズアカウントでアカウントを追加することができます。
パスワードを入力してロックを解除する
ウォレット作成時に作成したログインパスワードを入力してロックを解除します。
パスフレーズ(Passphrase)が表示される
赤丸印にパスフレーズが表示されます。このパスフレーズはウォレットの鍵となる重要な12個の英単語です。他人に見られたり紛失した場合、資産を失う可能性があります。
パスフレーズを保存していない人はCopyして管理しておきましょう。
アカウントを追加する+ADD③
アカウントを追加したい場合、+ADDをクリックします。
冒頭でも説明したようにGoogleアカウント、Twitch、パスフレーズアカウント「Create a new Passphrase Account」で作成できます。
Import Existing Accounts
Import Passphraseをクリックすると既存のウォレットをインポートすることができます。
別のウォレットのパスフレーズを使うことでそのウォレットからウォレットアカウントをインポートできます。パスフレーズがないとウォレットをインポートすることはできません。その下にImport Private Keyとあるので秘密鍵を使ってトークンを移動させることもできるようです(使う前によく調べましょう)。
パスフレーズと秘密鍵の違いはこちらにまとめましたので、ぜひ。
SWITCH TO④
「SWITCH TO」からアカウントを切り替えることができます。
アカウントを追加することで煩雑になりやすい資産も管理しやすくなります。
SWITCH TOをクリックすると既存のアカウントが表示されます。利用したいアカウントを選択するとアカウントがスウィッチされます。
以上が基本的な使い方です。ウォレットを使わないときはUnlock Accountをクリックしておきましょう。
最後に
SuiWalletは初心者の方にも使い易いプライベートウォレットです。今回はパスフレーズの重要性を知ってほしかったので新規で作る方法を解説してきましたが、SuiWalletはGoogleアカウントと紐付で簡単に使えるようになるのでこの機会にぜひお試しください。
SuiネットワークでDeFiしたい方はこの機会にウォレットを作成しておきましょう!