LISAで使われるトークンにはLiSTXトークンとvLiSTXトークンの2種類あります。
STXをLISAにスタッキングするとLiSTXトークンに変換されます。ステーキングされたLiSTXトークンは供給量が動的に変化するリベーストークンです。このときのレート(LiSTXはSTXの代替通貨で比率は1対1)は固定されており、ウォレット内のLiSTXの残高を増加させていきます。
atALEX同様、ステーキング期間に応じてLiSTXの本質的な価値は高まり、スタッキング利回りを得ることができます。
従来ステーキングはトークンロックされており流動性は限られますが、LiSTXはトークンロックなしで他のトークンへのSwapも可能です。また、LiSTXはvLiSTXにラップすることができ、DeFiプロトコルとの提携により借り入れ、貸し付けも可能になります。
LISAプロトコルを利用するにはまずXverse WalletにBTCを入金しておく必要があります。ALEXにXverseを繋げてブリッジ機能を使ってBTCをSTXに交換することでLISAプロトコルで利用できます。
BTCの入金方法はXverse Walletの作成『BTCを入金する方法』に書いています。
Contents
LiSTXとは?
LiSTXはリベースメカニズムにより、トークン価格の変動に応じてトークンの循環供給量が自動的に調整される機能が実装されています。このリベースメカニズムによってSTXとLiSTXトークンの比率を1:1に維持しています。
LISAでポイントが付く条件とは?
LISAでポイントが付く条件とは?
ポイントが付与される条件は以下です。
一つ目にLiSTX/vLiSTXを保有することが条件となっていて、保有しているLiSTX/vLiSTXごとに1ポイントが手に入ります。LiSTXを入手するにはLISAプロトコルでスタッキングするかALEXでLiSTXにSwapせることです。
二つ目にALEXでLiSTX/STXの流動性を追加することでLPトークン数量に応じて1日2.5ポイント手に入ります。
三つめはコードを使って友達に紹介することです。これはLISAに新規ユーザーを紹介すると紹介手数料として10%のポイントボーナスが加算されます。
また、2000ポイントごとに『Loot Box』が一つ貰えます。箱の中にはレア度の違う宝石が入っていてその中でも「Legendary」はレアリティが高くリワード報酬も優遇されている宝石です。
今回はSTXをLISAにスタックする方法とALEXでLiSTX/STXの流動性追加方法を説明していきます。
①STXをスタッキングしてLiSTXに変換する
まずは、STXをLISAにスタッキングしてLiSTXに変換することでポイントを貰う方法です。
LISAに対応しているウォレットにはOKXやLether Walletがありますが、ここではXverse Walletで説明していきます。
ウォレットをまだ持っていない人はこちらを参考に新規で作成しておきましょう。
Wallet管理画面からXverseを選択して、ウォレットを解除します。
近頃多発しているSIGHASH_NONE詐欺に気をつけてください(僕はウォレット内の資産を全部抜かれています)。
STXをスタックする(今回は200枚スタック)
スタック枚数と手数料を確認してOKなら確認をクリックする。
トランザクションがブロードキャストで完了です。
Stacked Amountを見るとLiSTXが21.83枚スタックされてます。これは以前にALEXでSwapさせたLiSTXです。
※ALEXにあるLiSTXトークンはLISA公式ページStacked Amountに自動的にスタックされます。
右側216.70枚がスタック可能なSTX残高です。
②ALEXで流動性を追加する方法
続いて、ALEXでLiSTXにSwapさせてプールに流動性を追加することでポイントを獲得する方法を説明します。
ALEXに移動してもらって、Swap画面からSTXとLiSTXを交換します。LiSTXとSTXは1:1の比率で維持されています。
Pool画面よりSTX-LiSTXペアでLPトークンを作成していくので+LPをクリックします。このとき2つのペアトークンが同価値になるようLPトークンは作成します。
例えば、ここでの同価値のペアトークンにするためには合わせて1,000STXが必要となっています。ガス代も多少かかるので少し余分に資金を入れておきましょう。
Add Liquidityから数量を入力します。下図では交換したLiSTXをすべて入力しています。数値は片方を入力するともう一方は自動的に入力されます。
確認してOKならAddをクリックします。
下のような赤文字で文言が出た場合にはAdjust(調整)から推奨された数値で確認をします。赤文字を翻訳してみると以下のように書かれています。
市場価格の変動により、入力された金額が実行されない場合があります。スリッページの設定に応じて、取引の実行を容易にするために以下の金額が推奨されます。
OKならConfirmから確認します。
下図には受け取るLPトークンが967.5910枚だと書いてあるので、OKならConfirmをクリックします。
967枚のLPトークンを作成することができました。
ウォレットを解除するためにパスワードを入力して解除します。
手数料などが表記されているのでOKなら確認ボタンをクリックします。
Transaction Broadcasted
以上がLPトークンの作成方法です。
LPトークンをStakeする方法
LPトークンをFarm(ファーミングプール)にStake LPすることでさらに年利を稼ぐことができます(Stake LPしてもポイントは同じく付与されます)。
LPトークンを作成したらFarmからSTX-LiSTXにステークするだけです。LPトークンを作成するだけではいくらも稼げないのでLPをFarmして年利とLISAポイントを同時に貰っておきましょう。
Add LP Stakingに先ほど作ったLPトークン数量とサイクルを決定してステーキングしましょう。
以上です。
最後に
今回はLISAでStackingとFarmingでポイントを獲得する方法を解説してきました。
LISAプロトコルはALEX、Xverse、Ryder、Fastpoolなど優れたチームよって構成されたプロジェクトですので、余剰資金でスタッキングしてポイントを少しでも増やしておきましょう。
この記事ではLISAでスタッキングする方法とALEXプールを使ってファーミングする方法を解説していきます。