最近よく聞くメタバースとは仮想空間のことですが、このメタバースが今後ビットコイン上でも構築できるようになります。
bitmapはメタバースを構築する上で基盤となる土地のことで、イーサリアム上に構築されているLAND(SandBox)に似ています。
と言っても、bitmapはまだ開発段階で発展するかどうかは今後の開発次第といったところです。しかし、予想以上の人気で今bitmap価格が急上昇しています。
今回はOrdinalsプラットフォームでbitmapを購入する方法とその特徴について詳しく解説していきます。
bitmapを買うためには国内の取引所コインチェックで口座を開設しておく必要があります。

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Contents
bitmapとは?
bitmapとはビットコインブロックチェーンを活用する仮想空間(メタバース)のことです。
仮想空間(メタバース)をビットコインブロック内で主張することで分散型の世界を形成できます。
bitmapを手に入れることでビットコインブロック内に自分の土地を所有することができ、最終的に創り出されたメタバース空間で生成された実行プログラムを許可できるようになります。実行プログラムを許可することで作成者とユーザーのオープンソース開発に革命をもたらすとされています。
この概念は@blockamotoによって導入されています。
Sandboxとの決定的な違いとは?
メタバースといえばイーサリアム上に構築されているThe Sandboxが有名ですが、そのビットコイン版がbitmap(ビットマップ)と考えれば分かりやすいと思います。
SandboxにはLAND(メタバース上に設置できる土地)があり、その発行数が166,464個と決まっていますがbitmapには発行数の上限はありません。
BTCの最小単位である”satoshi”に書き込む
bitmapはBTCの最小単位である”satoshi”に書き込むことでビットコインブロックの所有権を主張できるオープンソースtechnologyのことです。基本的に一つのブロックに対して1つのbitmapで構築された1対1の関係になっています。
つまり、ビットコインブロックが生成されることで同時にbitmapも生成されることになります。
2023年9月時点では80万個以上のbitmapが生成されています。

最終的にビットコインブロックに書き込まれたbitmapデータは3D領域に変換されてブロック所有者にビルドアクセスを許可できるようになります。
bitmapにメタバース空間はまだ確立されていないため投資の際にはご自身でよく調べて購入することをお勧めします。
bitmapを購入することでビットコインメタバースに参加できる
ビットコインメタバースに参加するためにはまず、bitmapの土地を買って所有権を獲得することです。
bitmapを購入するにはOrdinalsマーケットプレイスかMagicEdenを利用すればいいでしょう。
今回はOrdinalsマーケットプレイスを利用してbitmapを購入していきます。
ビットコインウォレットの準備がまだな人はこの機会に「Ordinals Walletの作成方法」を参考に作成しておきましょう。
bitmap directory(ビットマップ理論)

bitmapについて詳しく知りたい方はbitmap directoryを一読してみよう!
bitmapエコシステムなど様々なサービスが開発されている中で情報収集に追いつけない人もいると思います。
bitmapの理解を深めたいなら、@blockamoto「bitmap.directory」を一度読んでおくと理解が一層深まると思います。カテゴライズされていて使いやすいのでぜひ。
bitmapが買える人気のマーケットプレイス
bitmapエコシステムの主力マーケットプレイスは以下です。
Ordinalsで主力となるマーケットプレイスはOrdinals Wallet(オーディナルズウォレット)とMagicEden(マジックエデン)マーケットプレイスです。MagicEden Walletはこちらの「MagicEden (マジックエデン)Walletの作成方法【Bitcoinチェーンに対応】」にまとめましたのでご覧ください。
今回はOrdinals Walletでマーケットプレイスを利用してbitmapを購入していきます。
bitmapやOrdinals(ビットコインNFT)、BRC-20トークンを購入するには、Walletをマーケットプレイスに接続して使います。そのためにはビットコイン専用のウォレットOrdinals WalletやMagicEden Walletが必要です。
Ordinals Walletの作成方法はこちらの記事でご紹介しています。
bitmapの特徴
bitmapにはどのような特徴があるのでしょうか?ビットマップの特徴には主に4つあります。
以下です。
- DMT理論
- bitmapは視覚的に楽しめる
- bitmapは永久的に生成される
- bitmapには希少価値がある
DMT理論
DMT理論とはビットコインのブロック数に関係なくbitmapが存在しなければならないといった理論です。つまり、ビットコインブロックの存在にbitmapの存在ありという絶対的な関係に基づいて構築されています。
この概念は@TheBlockRunnerによって導入されています。
Bitmapは視覚的に楽しめる
次にBitmapは視覚的に楽しめる特徴を持っています。下の図でも分かるように見た目も様々で各々が目を引くブロック形状になっています。

bitmapはよく見るとそれぞれの形状に違いがある
bitmap(ビットマップ)は単一区画に見えますがよく見るとそれぞれの形状に違いがあることも特徴の一つです。また、シングルブロックや同形のブロックが連なったものなど形状は様々です。
また、NFTで有名なCrypto Punks(クリプトパンクス)に見た目が似ていることから「punk」といった名称が付けられているbitmapもあります。
bitmap punksは数量が少ないためセカンダリ(2次流通)で買うとかなり高額になります。と言ってもそれ以外でも複数の種類があり価格の安いものでは5,000円から7,000円ほどで購入できます。今後の価格推移は分かりませんが2024年12月時点でのフロア価格は0.0005BTCとなっています。
興味がある方はこの機会にbitmapを一つ購入してみるといいでしょう。
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Bitmapは永久的なもの?
bitmapはOrdinalsとbitmap標準を使用してビットコインブロック(bitcoin block)の所有権を”satoshi”に書き込んでいます。blockとbitmapは1対1の絶対的な関係の基で構築されているので”satoshi”への書き込みは永久的に行われます。
つまり、
マイニング(承認作業)でビットコインブロックが積み上げられる=bitmapの生成
となります。
※satoshiにデータを書き込む作業のことをinscription(インスクリプション)と呼び、この行程はOrdinalsプロトコルを通して行われます。
Ordinalsやinscriptionについてはこちらの記事「Ordinalsって何?ビットコインNFTについて解説」に書きましたのでぜひ参考にしてみてください。
bitmapが永久的に増えるとしたら希少性(価値)は薄れる?
bitmapが永久的に増えるとしたら希少性(価値)は薄れるのでは?と思われるでしょう。
ただ、Ordinalsには”Rare sats”といった希少価値が生まれる概念があります。この希少性を生む概念は今後歴史上の中で新たにつくられる可能性があります。この希少性を生む概念の中にRare Satsがあります。
Rare Sats(レアサッツ)とは“価値を持っているSatsのこと“であり、BTCマイニングの時期や条件を基に「satoshi」に書き込まれるデータのことです。

satoshiとはビットコインの最小単位のことでBTCの1億分の1のことです。
satoshiにはそれぞれに名前が付けられている
この「satoshi」にはそれぞれに名前が付けられています。
では、代表的なRare satsにはどんなものがあるのか?ご紹介します。
bitmapの面白いところは過去の歴史に携われること、ビットコインがこの先永遠に使われ続ける限り新たな歴史がbitmapに刻まれる可能性があることです。
Ordinalsマーケットプレイスでbitmapを購入する方法
では、早速bitmapを購入する手順を解説します。今回はOrdinalsマーケットプレイスでbitmapを購入していきます。
一つ目がLaunch Mapを活用して購入する方法です。Launch Mapとはbitmapの購入区画が地図上で表示されており購入の可否が一目で分かるようになっています。
2024年12月時点Ordinalsマーケットプレイスで Launch Mapはご利用できませんので、次項のForSaleから購入する方法を参考にしてください。
① Launch Mapをクリックする
Ordinals WalletホームページにあるLaunch Mapをクリックします。
購入済み区画は既にオレンジ色になっている

区画がオレンジ色のものはすでに購入済みで買うことはできませんので購入する場合、区画が緑色になっている区画を選んで購入していきましょう。
マップを見ながら買いたい区画が定まったらBuy Nowをクリックして購入画面から手続きを開始します。
※bitmapにはそれぞれに番号が割り振られており、その番号で検索することもできます。検索されたbitmapは画面左側の最上部に表示されます。
bitmapを買うにはビットコイン用のウォレット(Ordinals Wallet)を作成してBTCを入金させておく必要があります。
Ordinals Walletの作成方法はこちらの「Ordinals Walletの作成とBTCを入金する方法」をご覧ください。
② For SaleからBITMAPを購入する
もう一つはFor Saleから好きなbitmapを見つけて購入する方法です。
Ordinalsマーケットにアクセスし検索窓にBITMAPと入力して以下の画面に遷移させます。

左上にあるタグBuyをクリックすると中央にbitmapが表示されます。これらのbitmapは左上が一番安くそれ以降は徐々に値段が高くなります。一番安いbitmapを購入したければ左上にあるbitmapを購入すればOKです。

BITMAPの詳細は上図の矢印箇所をクリックすると確認できるよ!
詳細を確認できたら下の図の矢印箇所にあるBuynowをクリックしましょう。

下の図でbitmapのSubtotalが60.98ドル、NetworkFeeが7.48ドル、MarketFeeが1.69ドル、Totalが70.15ドルになります。

ビットコインNetworkFeeは混雑具合によって変動するので混雑していないときに購入するのがお勧めです。混雑具合はmempoolで確認しましょう。

問題がなければBuynowをクリックします。最後にウォレットを作成した際に決めたパスワードを入力してOrdinals Walletを解除します。

以上がOrdinalsマーケットプレイスでbitmapを購入する方法です。
ドロップダウンから条件を選択する
画面右側にあるドロップダウンの中から価格やインスクリプション時期、最近のリストでbitmapを絞ることができます。

6つのメニューからRare Satsを選択できる
右に表示されている6つのメニューから選択することもできます。右メニューには以下のようなものがあります。

メニューからPunkを選択してみると、5txPunkやGrid Punkなどがあります。Punkだけでも6種類のPunksがあるのが分かります。下図は5txPunkです。

例えば、「5tx Punk 160」を選択してみると5つのブロックで形成されているbitmapが表示されます。
これは生成されたPunk「5tx Punk」が160体インスクリプションされているということであって、5txとは5つのブロックでできているPunkといった意味です。PunkだけでもGrid Punk、Pristine Punk、Standard Punk、Wide Neck Punk、Community Punksなどの種類があります。
それぞれ特徴のあるPunk(パンク)になっています。
Satributes
メニューの最下部にあるSatributesをクリックするとUncommonやPalindome、PizzaなどのRare satsを探すことができます。例えば、Uncommon(珍しいサッツ)は全部で170体あるのが分かります。

以上がbitmapをOrdinalsマーケットプレイスで購入するための基本的な説明と購入方法になります。今後の価格推移はどのような変化をもたらすか分かりませんがBITMAPは可能性を秘めたプロジェクトです。興味がある方はこの機会に一つ購入してみてはいかがでしょうか。
最後に
bitmapでサトシブロックを所有することでビットコインの歴史を垣間見ることができるし、bitmap punksのようなたぐいまれな発想のもと多角的に楽しめる文化も創り上げています。今後が楽しみなプロジェクトになりそうです。お疲れ様でした。
bitmap買い方や特徴を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。