Stacks(スタックス)はビットコイン上にDeFiやNFT、ゲームなどを構築可能としたレイヤ―2プロジェクトです。
スタックス上に構築されたアプリはビットコインのセキュリティーを享受している点も特徴の一つです。
さらに、スタッキングするとBTCが貰える独自の報酬システムを使っています。他にはない独自の仕組みが備わっているプロジェクトです。
Stacks(STX)は国内取引所で取り扱っていません。まずは、大手取引所コインチェックでBTCを購入しその後XLINKブリッジを利用してSTXに交換します。
コインチェックはアプリダウンロード数5年連続No1の実績がある取引所です。この機会にぜひお試しください。
スタックス(STX)の基本情報
ティッカーシンボル | STX |
価格(2024年9月時点) | $1.50 |
時価総額 | $2.24B |
時価総額ランキング | 32位 |
Contents
- 1 証券取引委員会(SEC)に承認された数少ないプロジェクト
- 2 Stacksの特徴
- 3 マイニングする人とスタッキングする人の違い
- 4 STXをスタッキングする方法
- 5 PoX(Proof-of-Transfer)合意アルゴリズム
- 6 スタックス(Stacks/STX)の価格動向
- 7 STXの繁栄はビットコイン経済圏をどれだけ拡大できるか?
- 8 3つの重要ポイント
- 9 Stacksチェーン一旦まとめ
- 10 $STXの買い方(2024年時点、国内では購入できません)
- 11 Coincheck口座開設までの流れ
- 12 『XLINK Bitcoin Brige』でSTXを購入する
- 13 海外の取引所を探したい場合
- 14 海外取引所を使うのは危険なの!?
証券取引委員会(SEC)に承認された数少ないプロジェクト
ビットコインは証券でないときっぱり明言
Stacksは証券取引委員会(SEC)に承認された数少ないプロジェクトの一つです。
米国証券取引委員会(SEC)がビットコインは「有価証券ではない」と明言しています。この発言はStacksの成長にとって大きなプラス材料となることは明らかです。
SECが承認したことで今後ブロックチェーン技術の商業的応用の可能性があることを示しました。
Stacks社は米国市場を通じて迅速に資金を調達したことで、さらなる技術革命を追求することができます。
Stacksの特徴
Stacksの特徴にどのようなものがあるか?というと以下の3つの特徴があります。
分散型アプリを提供するネットワーク
Stacksレイヤー2は分散型アプリを提供するネットワークです。
簡単に言うとビットコイン上にスマコンを取り入れる開発が行われています。2024年LISAプロトコルやブリッジ機能を搭載したXLINKがローンチしています。
気になる方はこちらの記事にまとめましたので、ぜひ。
BTCをマイニングするとSTXが貰える
以下のような手順でBTCをマイニングするとSTXを貰うことができます。
- スタッカーにBTCを送金する
- オークションに入札する
- VRFによるランダム抽選
- ブロックを生成する
- 報酬としてSTXを貰う
スタッカーにBTCを送金するにはオークションに入札していきます。その後、VRFによるランダム抽選が行われ選任されればOKです。
選出されたマイナーはStacksのブロックを生成することができるようになり、ネイティブトークンであるSTXを報酬として貰うことができます。
STXをスタッキングすると報酬としてBTCを貰える
通常、スタッキング(ステーキング)すると対価は同じ通貨での報酬が基本ですがStacksの場合は大きく異なっています。StacksのアルゴリズムPoXではユーザーがSTXを預け入れることで報酬としてビットコイン(BTC)を手にすることができます。
サイクルが終わるとBTC報酬が入りロックしていたSTXは解除することができます。
スタッキングする一番簡単な方法はXverseWalletのプールを利用することです。スタッキングする方法はこちらにまとめましたので、ぜひ。
ビットコインのセキュリティーを享受している
Stacksはビットコインの堅牢なセキュリティーを享受するために、BTC送金にハッシュを含めています。このブロックハッシュを含めることでbitcoinとStacksをリンクさせて堅牢なセキュリティーを享受させています。
マイニングする人とスタッキングする人の違い
マイニングする人とスタッキングする人の違いを簡単にまとめると以下のようになります。
マイニングする人 | スタッキングする人 |
---|---|
BTC(ビットコイン)を入札する | プールにSTXをスタッキングする |
選任されるとブロックを生成できる | セキュリティーに貢献する |
STXで報酬を貰う | BTC(ビットコイン)で報酬を貰う |
STXをスタッキングする方法
STXをスタッキングする方法を解説していきますがとても簡単にできるのでぜひトライしてみてください。
「金(かね)、寝かしとってもええことあらへんで」DYOR
STXをスタッキングする簡単な方法
XverseWalletをまだ作っていない人は「XverseWalletの作成方法」を参考に作成してみましょう。
あとはスタッキングしたい数量(最低数量は100STX)を入力してStart Stackingをクリックするだけです。解除はいつでもできますがサイクルの休息期間が終了するまでSTXは戻らないので注意してください。
Stacksネットワークを利用する際にはガスと呼ばれる手数料が掛かります。スタッキング数量とは別に少し余分にSTXを入れておきましょう。
「報酬にビットコインもろたらええやんか」
関連リンクはこちらに貼っておきますので、ぜひ。
PoX(Proof-of-Transfer)合意アルゴリズム
PoW(Proof-of-Work)はビットコインのコンセンサス・アルゴリズムです。StacksはPoXというビットコインの安全性を重視したアルゴリズムを採用しています。
PoXはアルゴリズムによって決定された多数のアドレスにBTCを送信しSTXで報酬を貰うことができます。スタッキングシステムではPoXを通じてBTCを報酬として貰うことができます。
Stacksコンセンサスメカニズムは独自の報酬システムを採用しています。
スタックス(Stacks/STX)の価格動向
2024年9月時点STXの価格は$1.5です。
過去のSTXの価格動向を振り返ってみることにします。
2022年初頭
2022年初頭
2022年初頭にはDeFiのおかげで市場も活気にあふれていました。アルトコインもほぼすべての価格が上昇しSTXも価格は上昇傾向を辿っていました。
需要の急増によりビットコイン価格は上昇しSTXにも好影響を与える結果になったのです。
2023年
2023年
STXの価格も上昇傾向を辿りましたがその後に訪れたTerraの暴落、Celsiusの破産、FTXの破産などにより価格を下げる要因が重なりSTX価格は$0.25付近まで下落しています。
2023年に入り価格はいくらか上昇しましたがその後も$0.3~$0.6を推移する状況が続き、10月時点の価格は$0.8円前後で推移していました。
長期的な見通し
長期的な見通し
STXの長期的な見通しにも注目することができます。2023年5月時点ではSTXの時価総額は$1.4Bでした。2024年9月時点では時価総額は$2.24Bまで上がり流動性はかなり増えているのが分かります。
STXの流動性が増えていることで価格も上昇傾向にあります。ビットコインエコシステムが急速に発展していることやStacksエコシステムの進展も大きな要因の一つでしょう。
RunesやOrdinalsが繁栄すればレイヤー2であるStacks(STX)にも資金は流れてきます。
STXの繁栄はビットコイン経済圏をどれだけ拡大できるか?
STXの繁栄はビットコイン経済圏をどれだけ拡大できるか?です。
OrdinalsプロトコルやRuneプロトコルが台頭したようにBRC20やRuneトークンなどビットコイン需要が拡大すればSTX価格は上昇します。未来のことは誰にも分かりませんが共同設立者であるMuneeb Ali氏も以下のようにStacksの必要性について述べています。
流動性が増すことによりStacks共同設立者であるMuneeb Ali氏はビットコインのスケーラビリティー問題の壁に直面することで補完的な役割を担うStacksのようなソリューションが今後重要になると言っています。
100兆円相当のBTCを開放?
BTC資本の開放(100兆円相当)
ビットコインはどの暗号通貨よりもよく知られた通貨であり最大の時価総額を持っています。ビットコイン経済が拡大すればユーザーは最大100兆相当のBTC資本を開放できる可能性があります。
ビットコインアナリストによると現実となればビットコイン価格は100億円に達すると言っています。
新たな経済圏の創造
新たな経済圏の創造
Stacks(スタックス)とビットコインプロトコルを中心に構築された新しい経済圏を作ることは、実現可能です。ビットコインエコシステムが普及すればブロックチェーン技術を社会の主流に浸透させるきっかけになります。
Ordinalsプロトコルの台頭によって投資家やブロックチェーンユーザーの新しい群衆に新たな機会を提供できる可能性が広がっています。
StacksとBitcoinの潜在的なアプリケーションとしてはビットコインDeFiやビットコインNFTの配布があります。
2023年9月にALEXはリブランディングしておりStacks上で90%以上のTVLを誇っているプロジェクトです。こちらもぜひ参考にしてみてください。
3つの重要ポイント
Stacks/$STXには3つの重要なポイントがあります。
価格が乱高下する
価格の乱高下
1つ目は価格が乱高下することです。暗号通貨市場はゴールド(金)と比べても市場規模がまだまだ小さく価格が乱高下することはよくあります。
アルトコインはビットコイン価格に引きずられる傾向がありSTXも同様急激な上昇と下落が起きる可能があります。過去には数日で2倍近く価格が変動することもあるため市場の動向は常にチェックすることです。
SECによって承認されている
SECによって承認
STXは証券取引委員会(SEC)によって承認されているプロジェクトです。STXはSECによって使用が承認された数少ない暗号通貨の1つとなり、この承認により投資家の信頼は一層高まっています。
優れたプロジェクトが多い
優れたプロジェクトが多い
StacksにはALEXやXverse Wallet、LISAプロトコル、ZestProtocol、Fastpool、Ryderなど優れたプロジェクトが多くあります。
その背後にある技術力は強力でさまざまなアプリケーションに使用できる可能性を秘めています。ウェブウォレットやゲームプラットフォーム、データストレージソリューションなど多くの開発が進んでいます。
Stacksチェーン一旦まとめ
Stacksチェーンを一旦まとめると以下のようになります。
$STXの買い方(2024年時点、国内では購入できません)
STXは2024年9月時点、国内の取引所で購入することができません。そのため国内で口座を開設し原資となるBTCを準備しておきます。
大手取引所コインチェックはアプリダウンロード数5年連続No1の実績がある取引所です。ぜひこの機会にお試しください。
Coincheck口座開設までの流れ
コインチェックで口座開設は以下のように行いますので参考にしてみてください。
Coincheck公式ページにアクセスする
口座開設を始めるにはまず、Coincheckの公式ページにアクセスします。「口座開設(無料)はこちら」をクリックし、メールアドレス、携帯電話番号などの情報を入力します。
その後、本人確認の申請をします。
本人確認の申請をする
本人確認には運転免許証やパスポートが必要になるので手元に用意しておきます。
Coincheckの審査待ち
お申込みが完了するとCoincheckが審査の確認を開始します。問題がなければ翌日には審査は完了し、登録したメールアドレスに「口座開設完了メール」が届きます。
これでCoincheckの口座開設手続きは完了です。
Coincheckの口座がつくれたら日本円を入金します。入金方法は、「銀行入金」「コンビニ入金」「クイック入金」のどれかを選びます。銀行入金は遅くても翌日には口座に反映されます。
『XLINK Bitcoin Brige』でSTXを購入する
2024年6月時点では国内の暗号資産取引所でSTXを購入することはできません。
そのため、国内取引所でBTC購入後は、『XLINK Bitcoin Brige』を利用してaBTCを入手しその後STXを手に入れます。
XLINKにアクセスする
XLINKはオムニチェーン Bitcoin 流動性コネクタであり、すべての Bitcoin レイヤー 2 ソリューションにわたる流動性の最高のアグリゲーターとして機能します。
使い方は簡単!まず、XLINKにアクセスしLaunch Appをクリックします。
XLINKにアクセスするにはXverseWalletを作成しておきましょう。下にリンクを貼っておきましたので、ぜひ。
BTCをaBTC(Stacks )にブリッジ(交換)する
BTCをaBTC(Stacks )にブリッジしていきます。FromへBTC数量を入力します。
FromはBTCにToはaBTCを選択できたらBTCの数値を入力します。一方を入力すると片方は自動的に数値が入力されます。
OKならブリッジします。暫く待つとXverseWalletにaBTCが届来ますのでALEXサイトに移動してウォレットを接続し交換したaBTCとSTXと交換させましょう。
以上がXLINKを使ってブリッジする方法です。
海外の取引所を探したい場合
海外取引所を探す場合にCoinMarketCapを使います。STXを取り扱っている取引所を探すときにはCoinMarketCapを利用するといいでしょう。暗号通貨の時価総額、供給量、価格推移など投資家の目線で知りたい情報をすぐに確認したいときには「市場」タブで確認することができますよ。
海外取引所を使うのは危険なの!?
海外の取引所を利用する際にとくに留意しておくべき点は海外取引所は日本の金融庁の許可を受けていないことです。
海外取引所を利用する上での注意点
海外の取引所で問題が発生しても一切保証が受けられない可能性がありますので気をつけてください。過去には事前報告なく日本人のみ対象で出金等が急にできなくなることもありました。
使っても別に問題はないけどすべて自己責任になります。
StacksはICOで5000万ドル以上の資金調達に成功しているプロジェクトだよ。