Stacking DAOは今流行りのリキッドステーキングです。2024年時点Stacksエコシステムで9割のTVLを誇っている注目のプロトコルです。
今回はリキッドステーキングの方法を初めての方にも分かるように手順を踏んでご紹介していきます。
ステーキング報酬とポイントをダブルで貰えるチャンスなのでぜひこの機会にお試しください。
Stacking DAOで運用するためには国内の取引所を開設して元手となるBTCを準備しておきます。
BTCの入手はアプリダウンロード数5年連続1位の実績があるコインチェックを利用するといいでしょう。
Contents
Stacking DAOのTVL
Stacking DAOのTVL(Total Value Locked)は約1.1億ドルにも達しています。
これはStacksエコシステム全体のTVLの大部分を占めており、Stacksにおける最大のDeFiアプリケーションとしての地位を確立しています。
この成長はスタッキングプロトコルが提供する利便性と報酬の向上によるものです。
TVLの増加はビットコインDeFiエコシステムの活性化にも貢献しています。
TVLがよく分からない方は、「トータルバリューロック(TVL)について知っておく3つのこと」をご覧ください。
リキッドステーキングとは?
リキッドステーキングは従来のステーキングと基本的には同じですが決定的な違いもあります。
その違いはスタッキングで新たに発行されるstSTXトークンが付与されることです。このトークンはSTXと1対1の比率で維持されておりそのトークンを使って他のプロトコルで運用することもできます。
ステーキング報酬を貰いながら他でも運用もできるなんてすごいです!
Stacking DAOは従来のステーキングには不可能だった流動性ステーキングを向上させるメリットがあります。
最近ではStacksエコシステムでLISAやXLINKでもポイントプログラムを採用しているので早めに参入しておきましょう。
推測ですがLISAやXLINKでもエアドロありますね
Stacking DAOのTVLが急増した理由
Stacking DAOのTVLが急増した理由にはいくつかの要因があります。
ポイントプログラム
Stacking DAOはポイントプログラムを実施しており、これがエアドロップに繋がる可能性があるため参加者が急激に増加しています。
キャンペーンの実施
リワードが期待できるポイント20倍ブーストのキャンペーンが行われ注目を集めました。
ビットコインDeFiエコシステムの成長
流動性スタッキング(リキッドステーキング)がビットコインDeFiの成長を促進し参加者が増加しています。
Stacksエコシステムで2024年LISAプロトコルやXLINK(ブリッジ)か発足しポイントプログラムが採用されている。
リキッドステーキングLISAについてはこちらにまとめましたので、ぜひ。
市場反応と投資家の反応
Stacking DAOのTVLが急増した際の市場反応として以下の点が挙げられます。
注目の高まり
Stacking DAOはStacksエコシステムで最も多くのTVLを集めており、他のプロジェクトと比較して圧倒的な存在感を示しています。
ちなみに、ビットコインDeFiとして牽引しているALEXは現在2位です。
投資家の関心を掴んでいる
ポイントプログラムを採用している点とブーストキャンペーンを紐付けたことで投資家の関心を掴んでいます。
Stacking DAOのTVLが急増した際、投資家の反応は以下のようなものでした。
ビットコインのレイヤー2市場の成長期待
TVLの増加でStacksエコシステムで圧倒的なシェアを持ち、投資家からの注目が増加したことは言うまでもありませんが、市場の成長期待もあります。
ビットコインのレイヤー2市場の成長が予測されている昨今、ファンダは高まり投資家はこれをポジティブに捉えています。
Stacks Chainは2024年8月28日NakamotoアップグレードによりTXスピードは5秒になります。レイヤー2として期待値はかなり高まっていますね。
NakamotoアップグレードはイーサリアムがPoWからPoSに移行したときと同様にインパクト絶大です。圧倒的な存在感を示すはずです。
Stacking DAOはStacksエコシステム内で最も多くのTVLを集めており、Nakamotoアップグレードによりさらなる影響力を世に知らしめることでしょう。
Stacking DAOで流動性の提供もできる
Stacking DAOではどのようなメリットがあるのか?また、どのような運用ができるのか?
STXをスタッキングすることで報酬を得たりエアドロに参加することもできますがStacking DAOで変換したstSTXでリキッドステーキング(他のDeFiプロトコル)で流動性を提供して稼ぐこともできます。
Stacking DAOで稼ぐには以下の方法があります。
STXをスタッキングして年利を稼ぐ
ユーザーは$STXをスタッキングして年利8.66%(2024年7月時点)の報酬を受け取ることができます。報酬はstSTXでこの受け取ったstSTXはSTXに戻すことができます。
stSTXを発行し他のプロトコルに預け入れる
STXから変換されたstSTXをさらに他のプロトコルを使って運用することができます。利用することでポイントがさらに増やせます。
エアドロップに参加して稼ぐ
スタッキングDAOや他のプロトコル(ZestProtocolなど)にstSTXを預け入れることで年利やポイントをさらに獲得することができ今後予定されているエアドロップの恩恵を受けることができます。
流動性を提供して稼ぐ
流動性を提供するためにはLPトークンを作成する必要があります。LPトークンとは個々のトークン比率を同じにしたペアトークンのことでこのペアトークンを流動性プールに提供することで報酬を受け取ることができます。
Stacking DAOでスタッキングするまでの流れは四つ
それでは、早速Stacking DAOでSTXのスタッキングする方法をご紹介します。
スタッキングする流れは以下のようになります。
- 取引所で元手となるBTCを用意する
- XverseWalletにBTCを送金する
- XLINKブリッジを使ってBTCからaBTCへ交換する
- 交換したaBTCをALEXを使ってSTXへ交換する
Stacking DAOでSTXのスタッキングするには冒頭でも言いましたが、STXが必要です。
上の手順に従うことでSTXを準備することができますので、一つずつやってみてください。
STXは2024年8月時点、国内の取引所で取り扱っていませんが、XLINKブリッジで入手可能です。今回はXLINKブリッジを使った方法をご紹介いたします。
① 取引所で元手となるBTCを用意する
まずは、元手となるBTC(ビットコイン)を準備する必要があるので、国内の取引所で口座を開設してBTCを購入します。
取引所がとくに決まっていないのであれば国内でも大手のコインチェックで口座を開設しておきましょう。
国内大手コインチェックで口座開設
コインチェックは国内でも人気がある大手暗号資産取引所です。
アプリダウンロード数5年連続No1の実績がある取引所ですので、ぜひこの機会にお試しください。
コインチェックは取引手数料が無料で利用できます。
② XverseWalletにBTCを送金する
Stacking DAOでSTXのスタッキングするにはビットコイン専用のウォレット(XverseWallet)が必要になります。
XverseWalletの作成方法はこちらの記事にまとめましたのでぜひ。
コインチェックでBTCを購入しXverseWalletに送金してください。BTCを入金できたらSTXに交換しStacking DAOに接続します。
続いて、XverseWalletに入金したBTCをSTXに交換していく方法をご紹介します。
③ XLINKブリッジを使ってBTCからaBTCへ交換する
XverseWalletにBTCを入金できたらXLINKブリッジを使ってBTCからaBTCへ交換します。
直接BTCをSTXに交換できればいいのですが現状では無理なのでaBTCへ一旦交換します。
方法は難しくないのでついてきてください。XLINKブリッジにアクセスします。
アクセスしたらCross Chain Brigeをクリックします。
Chain(ブロックチェーン)を選択
矢印のCross Chain Bridgeを選択しその下のドロップダウンからチェーンを選択していきます。
ウォレットに入金されているBTCをaBTCに交換していくので、まず上側をBTCチェーンにして下側をStacksチェーンに接続します。上はBTC、下はaBTCになるように通貨を選択してください。
上側のチェーンをBitcoin Chainにする
上側のチェーンをBitcoin Chainに切り替え、BTCを選択します。
選択するウォレットはXverseです。
パスワードを入力してXverseのロックを解除します。
下側のチェーンをStacks Chainにする
下側のチェーンをStacks Chainに切り替え、aBTCを選択します。
選択するウォレットはXverseです。
前回と同じようにパスワードを入力してXverseのロックを解除します。
これで上下のチェーンにXverseWalletが接続できているはずです。
対応しているチェーンが合っているか?交換したい通貨が間違っていないか?よく確認してください。
確認してOKならBitcoin Chain(BTC)からStacks Chain(aBTC)Brigeを行いましょう。
以上がXLINKブリッジでNative BTCをaBTCへ交換する方法です。
XverseWalletにaBTCがブリッジされるまで数時間がかかる場合があるので、余裕をもってブリッジさせておきましょう。
④ 交換したaBTCをALEXを使ってSTXへ交換する
ここまで進めばあとは簡単です。交換したaBTCをALEX(DEX)を使ってSTXへ交換するだけです。
ビットコイン金融レイヤーALEX(DEX)へアクセスします。
Wallet ManagerからXverseWallet(Stacks Chain)を選択して接続します。
上部にあるメニューからSwapをクリックするとスワップ画面に遷移するのでaBTCとSTXをスワップさせてSTXを入手します。
aBTCをSTXへ交換する方法は以上です。
Stacking DAOでスタッキングする方法
準備はすべて整いましたので、早速Stacking DAOに移動てSTXを使ってスタッキングしてみましょう。
Stacking DAOにアクセスします。上部にあるメニューからStackingをクリックします。
ConnectボタンからXverseWalletを選択し接続します。
パスワードを入力してロックを解除します。
ウォレットが接続されるとウォレットアドレスが表示されます。
利用可能なSTXが表示されるのでStackingしたい数量を入力してConfirm Stackをクリックすれば完了です。
トランザクションの確認には少なくとも約10~30分かかるようなので少し待っていましょう。
以上がStacking DAOでスタッキングする方法です。お疲れさまでした。
暫くしてウォレットを確認するとstSTXがウォレットに表示されますのでstSTXを他のプロトコルで運用することができます。
エアドロがあるのでポイントを貯めておいた方がいいです。